“麻紐”の読み方と例文
読み方割合
あさひも100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の歩いていく後から見ると、いつの間にか麻紐(あさひも)で輪をこしらえて、かくし持っている。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
三郎兵衞は、腰をさぐつて、帶に挾(はさ)んだ木の札を拔きました。三センチ幅に、長さはその二倍半もある、頑丈な杉の札で、札の先には、麻紐(あさひも)で大きい聖天堂の海老錠の鍵が結んであるのです。
「だが、さうなつたら、俺等(わしら)はどういふ事になるんだ?」と、最初皺嗄声の男と話し合つてゐた中央(まんなか)の男が、麻紐(あさひも)で腰へ下げてある竹の箆(へら)で餅(もち)のやうにへばり着いてゐる鍬の土を払ひ落しながら
新らしき祖先 (新字旧仮名) / 相馬泰三(著)