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あさひも
ふりがな文庫
“あさひも”の漢字の書き方と例文
語句
割合
麻紐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
麻紐
(逆引き)
彼の歩いていく後から見ると、いつの間にか
麻紐
(
あさひも
)
で輪をこしらえて、かくし持っている。
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
三郎兵衞は、腰をさぐつて、帶に
挾
(
はさ
)
んだ木の札を拔きました。三センチ幅に、長さはその二倍半もある、頑丈な杉の札で、札の先には、
麻紐
(
あさひも
)
で大きい聖天堂の海老錠の鍵が結んであるのです。
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「だが、さうなつたら、
俺等
(
わしら
)
はどういふ事になるんだ?」と、最初皺嗄声の男と話し合つてゐた
中央
(
まんなか
)
の男が、
麻紐
(
あさひも
)
で腰へ下げてある竹の
箆
(
へら
)
で
餅
(
もち
)
のやうにへばり着いてゐる鍬の土を払ひ落しながら
新らしき祖先
(新字旧仮名)
/
相馬泰三
(著)
「おい、丸よ。なにをぐずぐずしているんだ。はやく、その
麻紐
(
あさひも
)
を、手元へ
引
(
ひっ
)
ぱれ」
火薬船
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
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