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余
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ほか
ふりがな文庫
“
余
(
ほか
)” の例文
旧字:
餘
然るにその薬売は、
何
(
ど
)
うしたか、はや二三年も前からこの村を訪れなかった。その他、毎年のようにきまってこの村に入って来た
繭買
(
まゆがい
)
や、
余
(
ほか
)
の物売なども来なくなった。
僧
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一羽の雞羽たゝきして時ならぬに
為晨
(
ときをつくり
)
ければ
余
(
ほか
)
のにはとりもこゝにあつまりて
声
(
こゑ
)
をあはせけり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「
隣室
(
となり
)
も明いていますか……そう。夜まではどこも明いている……そう。お前さんがここの世話をしておいで?……なら
余
(
ほか
)
の
部屋
(
へや
)
もついでに見せておもらいしましょうかしらん」
或る女:1(前編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
余
(
ほか
)
の人なら兎に角地面の上にいても
失策
(
しくじり
)
の多い三輪さんだ。電車の中で
他人
(
ひと
)
の読んでいる本を
翻
(
はぐ
)
ったという放心家だから、前後を忘却して
何
(
ど
)
んな危いものに手を出すかも知れない。
ぐうたら道中記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“余”の解説
余(よ)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
“余”を含む語句
余程
残余
余光
剰余
余沫
有余
余裕
余燼
余波
零余子
磐余
余部
自余
余戸
余韻
持余
余計
余所行
余人
紆余曲折
...