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企
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たくみ
ふりがな文庫
“
企
(
たくみ
)” の例文
本腹の金之丞へ毒薬を授け金之丞を毒殺致して妾の腹に出来たる鐵之丞を家督に直さんという
企
(
たくみ
)
を致した事は上に於て篤と調べが届いて
居
(
お
)
るぞ
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お村の清元を聴かせたいから、もう少しと云うので、又お村を引上げられ、又二晩置いて行くと、もう向うの様子が違って、
企
(
たくみ
)
の
罠
(
わな
)
に掛りました。
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
おりゅうの名前の下には爪印を
捺
(
お
)
し、これを懐に入れて橋本幸三郎より五十両の金を取り、松五郎を越後の
浅貝
(
あさがい
)
の
間道
(
ぬけみち
)
を逃がそうと云う
企
(
たくみ
)
でございます。
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お隅を連出して女房にしようという
企
(
たくみ
)
でございます、実に悪い奴もあるものでございます。
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
惣次郎の
歿
(
な
)
い
後
(
のち
)
にお隅を無理に口説いて江戸へ連れて行って女房にしようという
企
(
たくみ
)
を考え、やまで
嚇
(
おど
)
して上手に見えるが田舎廻りの剣術遣だから、安田一角が惣次郎より腕が鈍くて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
汝がの
企
(
たくみ
)
の段々を聞いた時は、実に魂消たとも魂消ねえとも、若旦那や嬢さまに
対
(
てえ
)
しても汝を助けて置くことが出来ねえから、お役人を頼んでも汝を縛って、御公儀さまの御厄介に成って
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大切
(
でえじ
)
なお嬢さまが入らしって詫言をなさるから、全く改心したと思って
免
(
ゆる
)
して遣りやしたが、あの野郎私を
欺
(
だま
)
しやアがって、
皆
(
みん
)
なあの野郎の
企
(
たくみ
)
と知らねえで、
永
(
なげ
)
え間お嬢さまに苦しみを掛けて
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
じたばたすると
片端
(
かたッぱし
)
から踏殺すから左様心得ろ、手前らは己を此処へ
誘
(
おび
)
いて、
俘虜
(
とりこ
)
にして命を取ろうとした
企
(
たくみ
)
の
罠
(
わな
)
へ、
故意
(
わざ
)
と知って来たを気が附かんか、
大篦棒
(
おおべらぼう
)
め、ぐず/\すれば
素首
(
そっくび
)
を打落すぞ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
企
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“企”を含む語句
企図
企画
企謀
企圖
企畫
悪企
目企
比企
企望
計企
企劃
惡企
発企者
調伊企儺
発企
比企判官
発企人
比企掃部介
比企藤四郎能員
比企郡
...