仁智じんち)” の例文
たゞされしかば富右衞門の女房にようばうみね其子城富は申に及ばず親族しんぞくに至る迄みな大岡殿の仁智じんちを感じ喜悦きえつなゝめならずことさらに實子城富は見えぬなみだ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うかめ大岡殿の仁心じんしんを悦びかんとぶが如くに馬喰町の旅宿りよしゆくもどれば友次郎お花は今日の首尾しゆび如何なりしと右左みぎひだりより問掛とひかけるに忠八は越前守殿の仁智じんち概略あらまし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
これ新規しんき取立とりたてに相成わづかに家名存せしは大岡殿の仁智じんちに因る所なり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)