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人一人
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ひとひとり
ふりがな文庫
“
人一人
(
ひとひとり
)” の例文
これはつまり是等の一呼吸詩歌が十分に
人一人
(
ひとひとり
)
の仕事となる性質のものでなくて、生活の余暇に出来る——といつて語弊があるならば
新短歌に就いて
(新字旧仮名)
/
中原中也
(著)
処
(
ところ
)
を、
歩行
(
ある
)
く
途中
(
とちゆう
)
、
人一人
(
ひとひとり
)
にも
逢
(
あ
)
はなんだ、が
逢
(
あ
)
へば
婦
(
をんな
)
でも
山猫
(
やまねこ
)
でも、
皆
(
みな
)
坊主
(
ばうず
)
の
姿
(
すがた
)
に
見
(
み
)
えやうと
思
(
おも
)
つた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
あたりはまったく
圃
(
はたけ
)
で、
人一人
(
ひとひとり
)
通
(
とお
)
らなかったのであります。
子供の時分の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
其
(
それ
)
に
不思議
(
ふしぎ
)
は
無
(
な
)
いが、
如何
(
いか
)
に
人
(
ひと
)
を
恐
(
おそ
)
れねばとて、
直
(
す
)
ぐ
其
(
そ
)
の
鶏冠
(
とさか
)
の
上
(
うへ
)
で、
人一人
(
ひとひとり
)
立騒
(
たちさは
)
ぐ
先刻
(
さつき
)
から、
造着
(
つくりつ
)
けた
躰
(
てい
)
にきよとんとして、
爪立
(
つまだ
)
てた
片脚
(
かたあし
)
を
下
(
お
)
ろさうともしなかつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“人一”で始まる語句
人一倍
人一代
人一個