“人一人”の読み方と例文
読み方割合
ひとひとり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これはつまり是等の一呼吸詩歌が十分に人一人ひとひとりの仕事となる性質のものでなくて、生活の余暇に出来る——といつて語弊があるならば
新短歌に就いて (新字旧仮名) / 中原中也(著)
ところを、歩行ある途中とちゆう人一人ひとひとりにもはなんだ、がへばをんなでも山猫やまねこでも、みな坊主ばうず姿すがたえやうとおもつた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あたりはまったくはたけで、人一人ひとひとりとおらなかったのであります。
子供の時分の話 (新字新仮名) / 小川未明(著)