“五六日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごろくにち50.0%
ごろくんち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まへのは砲兵工廠はうへいこうしやうけたときで、つゞいて、日本橋にほんばし本町ほんちやうのきつらねた藥問屋くすりどひやくすりぐらが破裂はれつしたとつたのは、五六日ごろくにちぎてのこと
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
わづか五六日ごろくにちで暮れてく。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
「病院と申すほどの所ではございませんが、ちょうどお医者様の二階がいておるので、五六日ごろくんちそこへおいていただく事にしております」
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この母は年に一二度ずつは上京して、子供の家に五六日ごろくんち寐起ねおきする例になっていたんだが、その時は帰る前日から熱が出だして、全く動けなくなった。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)