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乙卯
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きのとう
ふりがな文庫
“
乙卯
(
きのとう
)” の例文
「安政二年
乙卯
(
きのとう
)
仲春、
為岡本楼主人之嘱
(
おかもとろうしゅじんのしょくのため
)
、一勇斎国芳写」と銘を打った
一
(
ひと
)
ツ
家
(
や
)
の額面。それを巽の柱の下に群がった一かたまりが熱心にうちながめて
大菩薩峠:21 無明の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
乙卯
(
きのとう
)
の年の三月十三日にお隱れになりました。御陵は河内の古市の高屋の村にあります。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
あの
利根川圖志
(
とねがはづし
)
の
中
(
なか
)
に、……えゝと——
安政二年
(
あんせいにねん
)
乙卯
(
きのとう
)
十月
(
じふぐわつ
)
、
江戸
(
えど
)
には
地震
(
ぢしん
)
の
騷
(
さわ
)
ぎありて
心
(
こゝろ
)
靜
(
しづ
)
かならず、
訪來
(
とひく
)
る
人
(
ひと
)
も
稀
(
まれ
)
なれば、なか/\に
暇
(
いとま
)
ある
心地
(
こゝち
)
して
云々
(
しか/″\
)
と……
吾
(
わ
)
が
本所
(
ほんじよ
)
の
崩
(
くづ
)
れたる
家
(
いへ
)
を
後
(
うしろ
)
に
見
(
み
)
て
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「
安政
(
あんせい
)
二歳次
乙卯
(
きのとう
)
夏日」と云う日附けがある。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“乙卯”の解説
乙卯(きのとう、おつぼくのうさぎ、おつぼくのう、いつぼう)は、干支の一つ。
干支の組み合わせの52番目で、前は甲寅、次は丙辰である。陰陽五行では、十干の乙は陰の木、十二支の卯は陰の木で、比和である。
(出典:Wikipedia)
乙
常用漢字
中学
部首:⼄
1画
卯
漢検準1級
部首:⼙
5画
“乙”で始まる語句
乙
乙女
乙姫
乙州
乙亥
乙鳥
乙姫様
乙若
乙女椿
乙松