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上膊
ふりがな文庫
“上膊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうはく
90.9%
じやうはく
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうはく
(逆引き)
海にはこの数日来、
俄
(
にわか
)
に水母が
殖
(
ふ
)
えたらしかった。現に僕もおとといの朝、左の肩から
上膊
(
じょうはく
)
へかけてずっと針の
痕
(
あと
)
をつけられていた。
海のほとり
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
私はハッとしたが、
咄嗟
(
とっさ
)
に思いついて、患部を動かさないためと見せかけながら、彼の
上膊
(
じょうはく
)
の尺骨神経の個所を、指で
圧
(
お
)
さえた。
指
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
上膊(じょうはく)の例文をもっと
(10作品)
見る
じやうはく
(逆引き)
怪我人
(
けがにん
)
は
醫者
(
いしや
)
の
前
(
まへ
)
へ
出
(
で
)
ると
恐怖
(
きようふ
)
に
襲
(
おそ
)
はれたやうに
俄
(
にはか
)
に
鳴咽
(
をえつ
)
した。
醫者
(
いしや
)
は
横
(
よこ
)
に
膨
(
ふく
)
れた
大
(
おほき
)
な
身體
(
からだ
)
でゆつたりと
胡坐
(
あぐら
)
をかいた
儘
(
まゝ
)
怪我人
(
けがにん
)
の
左
(
ひだり
)
の
手
(
て
)
を
捲
(
まく
)
つて
見
(
み
)
た。
怪我人
(
けがにん
)
の
上膊
(
じやうはく
)
が
挫折
(
ざせつ
)
してぶらりと
垂
(
た
)
れて
居
(
ゐ
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
上膊(じやうはく)の例文をもっと
(1作品)
見る
“上膊”の意味
《名詞》
上膊(じょうはく)
上腕。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
膊
漢検1級
部首:⾁
14画
“上膊”で始まる語句
上膊部
検索の候補
上膊部
左前上膊部
“上膊”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
小林多喜二
小栗虫太郎
長塚節
海野十三
小酒井不木
江戸川乱歩
夢野久作
芥川竜之介