“三等”の読み方と例文
読み方割合
さんとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとえば往古(おうこ)支那にて、天子の宮殿も、茆茨(ぼうし)剪(き)らず、土階(どかい)三等(さんとう)、もって安しというといえども、その宮殿は真実安楽なる皇居に非ず。
教育の目的 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
我(われ)に三等(さんとう)の弟子(でし)あり。所謂(いはゆる)猛烈(まうれつ)にして諸縁(しよえん)を放下(はうげ)し、專一(せんいつ)に己事(こじ)を究明(きうめい)する之(これ)を上等(じやうとう)と名(な)づく。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
おや/\前勘(まへかん)か。否(いな)、然(さ)うでない。……特(とく)、一(いち)、二(に)、三等(さんとう)の相場(さうば)づけである。温泉(をんせん)の雨(あめ)を掌(たなごころ)に握(にぎ)つて、我(わ)がものにした豪儀(ごうぎ)な客(きやく)も、ギヨツとして、此(こ)れは悄氣(しよげ)る……筈(はず)の處(ところ)を……又(また)然(さ)うでない。
城崎を憶ふ (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)