トップ
>
悄氣
ふりがな文庫
“悄氣”の読み方と例文
新字:
悄気
読み方
割合
しよげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しよげ
(逆引き)
「どうしたの?」と彼は
訊
(
たづ
)
ねた——「すつかり
悄氣
(
しよげ
)
てしまつて。本當にあの子を連れて行きたいの? あの子が殘されるのが辛いの?」
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
彼は
悄氣
(
しよげ
)
切つた調子になつて、云つた。そして呼吸苦しさから、輕い痙攣を感じ出したらしい手附きして、機械的に盃を唇に運んでゐた。
奇病患者
(旧字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
半刻ばかりの後、八丁堀組屋敷で、與力笹野新三郎の前に錢形の平次ともあらう者が、すつかり
悄氣
(
しよげ
)
返つて坐つて居りました。
銭形平次捕物控:011 南蛮秘法箋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
悄氣(しよげ)の例文をもっと
(17作品)
見る
悄
漢検1級
部首:⼼
10画
氣
部首:⽓
10画
“悄”で始まる語句
悄然
悄気
悄
悄々
悄気返
悄乎
悄沈
悄気切
悄気方
悄衰
“悄氣”のふりがなが多い著者
三島霜川
嘉村礒多
水上滝太郎
葛西善蔵
石川啄木
野村胡堂
萩原朔太郎
泉鏡花