“三春”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みはる57.1%
さんしゅん42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三春みはるから白河しらかははうへこんでも横薦よこごもつけたのつないでいてとこらえゝかんな、いてせえ、にやかねえぞ」かれ自慢じまんしたから
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
戊辰ぼしん内乱(二十歳)に当っては民兵を組織して三春みはる藩論を「帰順」に導き、暗転して維新となるや、若松県ついで三春藩の微官(準捕亡・捕亡取締役)にされ、副区長に転じ
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)
枕山がかくの如く三春さんしゅんの行楽を賦している時、鷲津毅堂は辺海の武備を憂い『聖武記採要』と題する三巻の書を板刻した。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
郷を辞し弟にそむいて身三春さんしゅん 本をわすれ末をとる接木つぎきの梅
俳人蕪村 (新字新仮名) / 正岡子規(著)