“さんしゅん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三春75.0%
山峻25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごうを辞していそむき三春さんしゅん
郷愁の詩人 与謝蕪村 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
霜を結んでてたまま西のほうへ延びている、その道の向こうには阿武隈山脈の高低の多い山峻さんしゅんが迫っていて、赤く枯れた草地と松林とのまだらな山肌を、未明の光の下にさむざむと横たえていた。
花咲かぬリラ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)