“みはる”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
三春57.1%
見迥28.6%
見張14.3%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御承知の通り、奥州は馬の産地で、近所の三春みはるには大きい馬市が立っていたくらいですから、黒太夫の家にもたくさんの馬が飼ってありました。
青蛙堂鬼談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
水戸天狗てんぐ党(元治元年十六歳)に際しては「同志」とともに応じて危うく一命を保ち、戊辰ぼしん内乱(二十歳)に当っては民兵を組織して三春みはる藩論を「帰順」に導き、暗転して維新となるや
加波山 (新字新仮名) / 服部之総(著)
その重いほこりの深い扉を開けると、門前一帯が見迥みはるかされた。
津の国人 (新字新仮名) / 室生犀星(著)
しの竹の垣を結んだ一囲いの墓畔は、すぐ生田川の流れを見迥みはるかされる、高みのある松林のはずれに建てられた。川の面がかつての日の銀の粉をなすったように、日の光を反射して美しいさざ波を掻き立てていた。
姫たちばな (新字新仮名) / 室生犀星(著)
むじな生取いけどって来て殺したそうだが、丁度ちょうどその日から、寺の諸所しょしょへ、火が燃え上るので、住職も非常に困って檀家だんか狩集かりあつめて見張みはるとなると、見ている前で
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)