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一寺
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いちじ
ふりがな文庫
“
一寺
(
いちじ
)” の例文
大根
(
だいこん
)
の
時雨
(
しぐれ
)
、
干菜
(
ほしな
)
の
風
(
かぜ
)
、
鳶
(
とび
)
も
烏
(
からす
)
も
忙
(
せは
)
しき
空
(
そら
)
を、
行
(
ゆ
)
く
雲
(
くも
)
のまゝに
見
(
み
)
つゝ
行
(
ゆ
)
けば、
霜林
(
さうりん
)
一寺
(
いちじ
)
を
抱
(
いだ
)
きて
峯
(
みね
)
靜
(
しづか
)
に
立
(
た
)
てるあり。
鐘
(
かね
)
あれども
撞
(
つ
)
かず、
經
(
きやう
)
あれども
僧
(
そう
)
なく、
柴
(
しば
)
あれども
人
(
ひと
)
を
見
(
み
)
ず、
師走
(
しはす
)
の
市
(
まち
)
へ
走
(
はし
)
りけむ。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥