“鵙”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もず97.6%
もづ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
菊花は早くもその盛りを山茶花さざんかに譲り、鋭いもずの鳴声は調子のはずれた鵯に代る十一月の半過から十二月の初が即ち落葉の時節である。
写況雑記 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
つぐみやもずが、なんのこともないように啼いていたが、パッと空へ立った。——民八は、気狂きちがいのように草の中へ駈け込んだ。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そはもづの子のたはぶれて
枯草 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)