“一羽”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちは42.9%
いちわ42.9%
いつぱ7.1%
ひとは7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其船頭そのせんどう悠然いうぜんとして、片手かたてあやつりはじめながら、片手かたてみづとき白鷺しらさぎ一羽いちはひながらりて、みよしまつたのである。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
一言ひとことも物を言いませんでした。画家は口笛くちぶえを吹きました。ナイチンゲールが歌いはじめました。一羽いちわまた一羽と、だんだん高く。
玉虫の一羽ひとは光りて飛びゆけるその空ながめをんな寝そべる
桐の花 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)