“ゑんいう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苑囿50.0%
円遊25.0%
園囿25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
漢土の天子諸侯の生活には、林池・苑囿ゑんいうを荘厳するのが、一つの要件であつた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
もとより此度このたび御大喪ごたいさうは、是迄これまでにない事でございますから、うかしてはいしたいとぞんじてりましたところへ、円生ゑんしやう円遊ゑんいうたのまれましたことゆゑはらうちでは其実そのじつ僥倖さいはひ
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
ところかずなりません落語家社会はなしかしやくわいでも、三いうしや頭取とうどり円生ゑんしやう円遊ゑんいうまうしまするには、仮令たとへ落語家社会はなしかしやくわいでも、うか総代そうだいとして一名は京都きやうとのぼせまして、御車みくるまをがませたいものでござりますが
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
北には暗黒なるアルピイの山聳え、南には稍〻低き藍色のアペンニノ横はりて、此間をうづむるものは、唯だ緑なる郊原のみ。譬へばカムパニアの野を變じて一の花卉くわき多き園囿ゑんいうとなしたらんが如し。