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苑囿
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ゑんいう
ふりがな文庫
“
苑囿
(
ゑんいう
)” の例文
右手
(
めて
)
なる岸の全景は、空想のセミラミスや築き起しゝ、唯だ是れ一大
苑囿
(
ゑんいう
)
の波上に浮べる如くなり。その水に接する處には
許多
(
あまた
)
の洞窟あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
漢土の天子諸侯の生活には、林池・
苑囿
(
ゑんいう
)
を荘厳するのが、一つの要件であつた。
万葉集研究
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
これをフアンタジア(空想)の君とはいふなり。われは唯だ平生夢裏に遊べる
境界
(
きやうがい
)
を歌はんのみ。その中には同じ神女の宮殿あり、
苑囿
(
ゑんいう
)
あり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
こは畫工のえうつさぬところなるべく、また敢て寫さぬものなるべし。あめ色の地に、
橄欖
(
かんらん
)
(オリワ)の如く緑なる色の雲あるをば、樂土の
苑囿
(
ゑんいう
)
に湧き出でたる山かと疑ひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
苑
漢検準1級
部首:⾋
8画
囿
漢検1級
部首:⼞
9画
“苑”で始まる語句
苑
苑地
苑廊
苑内
苑生
苑門
苑面