“りゅうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:リュウコウ
語句割合
流行67.9%
隆光7.1%
劉江3.6%
劉高3.6%
劉弘3.6%
劉綱3.6%
柳巷3.6%
柳虹3.6%
隆興3.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくら流行りゅうこうおくれなふうはしていても、それがために、王女の美しさにも、かわいらしさにも、いっこう、かわりはなかったのですからね。
眠る森のお姫さま (新字新仮名) / シャルル・ペロー(著)
綱吉を盲愛し、吉保を盲寵もうちょうし、また、護持院隆光りゅうこうを盲信した。
大岡越前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
七月、平安へいあん兵を率いて真定より北平に到り、平村へいそんに営す。平村は城をる五十里のみ。燕王の世子せいしあやうきを告ぐ。王劉江りゅうこうを召して策を問う。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
はじめは官軍の先鋒せんぽう孫霖そんりん燕将えんしょう朱栄しゅえい劉江りゅうこうために敗れて走りしが、両軍持重じちょうして、主力動かざること十日を越ゆ。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
陰険で、しんねりずる劉高りゅうこうは、そんなこともあろうかと、花邸かていの諸門に見張りを伏せておき、その狡智こうちがまんまと図にあたったことを
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「じつはまだ言い残していたが、文官劉高りゅうこうという人の細君が、そこで危ない目にあっていたのを、私が救ったことがあります」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
という仔細は、臣が祖先は中山靖王ちゅうざんせいおう後胤こういん、景帝の玄孫げんそんにあたり、劉雄りゅうゆうが孫、劉弘りゅうこうの子こそ、不肖玄徳でありまする。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
華山の蓮花峰れんげほうの下に、劉綱りゅうこうという仙人がおります、そこへ往って頼みなさい、それに華山の神が、南岳の衝山しょうざんの神と博奕ばくちをやって負け、その金を催促せられておりますから、まず華山廟へ往って
賭博の負債 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
その狼藉はなお可なり、酒席の一興、かえって面白しとしてじょすべしといえども、座中ややもすれば三々五々のぐんを成して、その談、花街かがい柳巷りゅうこうの事に及ぶが如きは聞くに堪えず。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
川路柳虹りゅうこう君等の形式論者に反対する時、読者の方ではこれを解して、僕を詩の破壊者と見、詩の音律を不用視して散文的に低落させるところの、邪道的暴論者流のように考える。
詩の原理 (新字新仮名) / 萩原朔太郎(著)
科学隆興りゅうこう時代となり、生活は科学の恩恵おんけいによって目まぐるしいまでに便利なものとなり、科学によって生活程度は急激なる進歩をもたらし、科学に従事し
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)