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ゆゐしよ
ふりがな文庫
“ゆゐしよ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ユヰシヨ
語句
割合
由緒
90.0%
遺書
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
由緒
(逆引き)
並
(
なら
)
んだ
膳
(
ぜん
)
は、
土地
(
とち
)
の
由緒
(
ゆゐしよ
)
と、
奧行
(
おくゆき
)
をもの
語
(
がた
)
る。
手
(
て
)
を
突張
(
つツぱ
)
ると
外
(
はづ
)
れさうな
棚
(
たな
)
から
飛出
(
とびだ
)
した
道具
(
だうぐ
)
でない。
藏
(
くら
)
から
顯
(
あら
)
はれた
器
(
うつは
)
らしい。
御馳走
(
ごちそう
)
は——
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
横幅廣く結ひ下げて、
平塵
(
ひらぢり
)
の細鞘、
優
(
しとやか
)
に下げ、
摺皮
(
すりかは
)
の
踏皮
(
たび
)
に同じ色の
行纏
(
むかばき
)
穿ちしは、何れ
由緒
(
ゆゐしよ
)
ある人の
公達
(
きんだち
)
と思はれたり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
ゆゐしよ(由緒)の例文をもっと
(9作品)
見る
遺書
(逆引き)
あれは快よく
瞑
(
めい
)
する事が出来ると
遺書
(
ゆゐしよ
)
にも有つたと言ふでは無いか、あれは
潔
(
いさぎ
)
よくこの世を思ひ切つたので、お前の事も合せて思ひ切つたので決して未練は残してゐなかつたに
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
既に
其事
(
それ
)
は人も知つてゐる事なり
遺書
(
ゆゐしよ
)
によつて明かでは無いか、考へ直して正気に成つて、その
後
(
ご
)
の事はお前の心に任せるから思ふままの世を経るが宜い、御両親のある事を忘れないで
うつせみ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ゆゐしよ(遺書)の例文をもっと
(1作品)
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