“ゆいちよ”の漢字の書き方と例文
語句割合
由緒100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ある男が由緒（ゆいちよ）のある古いお寺に詣（まゐ）つた事があつた。そこには壁一面に夥（おびたゞ）しい金ぴかの額が懸つて、額のなかには各自（てんで）にぐつと気取つた人達の顔が描（か）いてあつた。
茶話：02 大正五（一九一六）年 (新字旧仮名) ／ 薄田泣菫(著)