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やすのすけ
ふりがな文庫
“やすのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
安之助
75.0%
易之助
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
安之助
(逆引き)
專門上
(
せんもんじやう
)
の
知識
(
ちしき
)
のない
小六
(
ころく
)
が、
精密
(
せいみつ
)
な
返答
(
へんたふ
)
をし
得
(
う
)
る
筈
(
はず
)
は
無論
(
むろん
)
なかつた。
彼
(
かれ
)
はたゞ
安之助
(
やすのすけ
)
から
聞
(
き
)
いた
儘
(
まゝ
)
を、
覺
(
おぼ
)
えてゐる
限
(
かぎ
)
り
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
説明
(
せつめい
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
叔母
(
をば
)
は
自分
(
じぶん
)
の
云
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
りが、
宗助
(
そうすけ
)
に
本當
(
ほんたう
)
と
受
(
う
)
けられないのを
氣
(
き
)
にする
樣
(
やう
)
に、
安之助
(
やすのすけ
)
から
持
(
も
)
ち
出
(
だ
)
した
資本
(
しほん
)
の
高
(
たか
)
迄
(
まで
)
話
(
はな
)
した。それは五千
圓
(
ゑん
)
程
(
ほど
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
やすのすけ(安之助)の例文をもっと
(3作品)
見る
易之助
(逆引き)
太田屋の騷ぎの中で、一番落着いてゐるのは主人の
易之助
(
やすのすけ
)
でした。四十五六の立派な人柄、體度もさすがに悠揚として居ります。
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
北見の三五郎の隣りの家といふのは、この土地でたつた一軒の大きな酒屋で、それが地主でもあり、金持でもあり、太田屋
易之助
(
やすのすけ
)
といふ好い男でした。
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
主人の
易之助
(
やすのすけ
)
は、大手を擴げないばかりに子分達の前に立ち
塞
(
ふさ
)
がるのです。その後ろにはワナワナと顫へて立つてゐる、内儀のお縫と、先妻の娘、お梅。
銭形平次捕物控:308 秋祭りの夜
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
やすのすけ(易之助)の例文をもっと
(1作品)
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