“むりょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
無聊66.7%
無料16.7%
無量16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
獅子は久しく眼に見えぬおりの中で獅子吼ししくをしたり、まりもてあそんだり、無聊むりょうもだえたりして居ましたが、最後に身をおどらして一躍いちやく檻外らんがいに飛び出で、万里の野にはしって自由の死を遂げました。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
あかりあかるき無料むりょう官宅かんたくに、奴婢ぬひをさえ使つかってんで、そのうえ仕事しごと自分じぶんおもうまま、してもしないでもんでいると位置いち
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
死後の世界において、一つ一つ階段を登るにつれて、より多く神の愛、神の智慧の無量むりょう無辺際むへんさいであることが判って来たのである。が、われ等の神につきての知識は、それ以上にはでない。