“みれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞ば藤澤第一番の旅籠屋はたごやにて大津屋の後家ごけゆうと云者なりとのことに重四郎は彼お勇を能々よく/\みれとし三十歳みそじ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
宿やどしたれど人に知らせず婆がもと呼取よびとりしも太守樣の若君樣が御胤おたねなればひそかに御男子が御出生あれと朝夕あさゆふ神佛かみほとけいの甲斐かひにや安産せしは前にも云へる如く御身と年月刻限こくげんまで同じ寶永二年の三月十五日よる子刻ねのこくなりき取揚とりあげみれば玉の如き男子なれば娘やばゝがよろこびは天へものぼる心地なりしが悦ぶ甲斐もあらなさけなや御誕生ごたんじやうの若君は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
この尤もあはれに尤も悲しむべき破運の王(説者ヨブを某国の王なりと信ぜり)が味ひ得たりし事をみれば、天国の極意の至妙至真たる事を知るに難からじ。
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)