“みまかり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死去66.7%
死亡33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すると其の年の八月此の米倉屋孫右衞門の家内おゆうが四十七歳で死去みまかりました、重ね/″\の不幸のみならず、娘の入水致した時などは、余程入費もついやしました事で
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
旨とすれば父のいかりはいよ/\強く勘當かんだうゆれん樣もあらねば其儘そのまゝにして過行しが去年父親は死去みまかりしに母は女氣をんなげの心よわき所へ持込もちこみ詫言わびごとせしかば故なくすんで今ははや往通ゆきかよひをなす中に成しに元益は兄といふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見せず惡事あくじ腰押こしおし或ひは賭博かけごと宿やどなどして食客ゐさふらふの五六人はたえす追々田畑たはた賣拂うりはらひ水呑同樣の困窮こんきうとなり凡十四五年居る中女房にようばう死亡みまかり今では娘とたゞ兩人差向ひてに漸々其の日を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つがせんと思居たりしに其年五月大病にて死亡みまかりしにぞ其力落しより間もなく妻も病死なし僅か一年の中に妻子に別れ夫より手代なども引負して掛先のたふれ多く斯程の身代も一しゆんの間に不手廻になり四郎右衞門も大病を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)