死去みまかり)” の例文
すると其の年の八月此の米倉屋孫右衞門の家内おゆうが四十七歳で死去みまかりました、重ね/″\の不幸のみならず、娘の入水致した時などは、余程入費もついやしました事で
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
旨とすれば父のいかりはいよ/\強く勘當かんだうゆれん樣もあらねば其儘そのまゝにして過行しが去年父親は死去みまかりしに母は女氣をんなげの心よわき所へ持込もちこみ詫言わびごとせしかば故なくすんで今ははや往通ゆきかよひをなす中に成しに元益は兄といふを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)