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まろき
ふりがな文庫
“まろき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
円
66.7%
円木
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
円
(逆引き)
艸木の
実
(
み
)
の
円
(
まろき
)
をうしなはざるも気中に
生
(
しやう
)
ずるゆゑ也。雲
冷際
(
れいさい
)
にいたりて雨とならんとする時、
天寒
(
てんかん
)
甚しき時は
雨
(
あめ
)
氷
(
こほり
)
の
粒
(
つぶ
)
となりて
降
(
ふ
)
り
下
(
くだ
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
落
(
おつ
)
るところに
活
(
はたら
)
く
萌
(
きざし
)
あるゆゑに陰にして陽の
円
(
まろき
)
をうしなはざる也。天地気中の
機関
(
からくり
)
定理定格
(
ぢやうりぢやうかく
)
ある事
奇々
(
きゝ
)
妙々
(
めう/\
)
愚筆
(
ぐひつ
)
に
尽
(
つく
)
しがたし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
新発田
(
しばた
)
より(蒲原郡)東北
加治
(
かぢ
)
といふ所と中条といふ所の間
路
(
みち
)
の
傍
(
かたはら
)
田の中に庚申塚あり、此塚の上に大さ一尺五寸ばかりの
円
(
まろき
)
石を
鎮
(
ちん
)
してこれを
礼
(
まつ
)
る。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
新発田
(
しばた
)
より(蒲原郡)東北
加治
(
かぢ
)
といふ所と中条といふ所の間
路
(
みち
)
の
傍
(
かたはら
)
田の中に庚申塚あり、此塚の上に大さ一尺五寸ばかりの
円
(
まろき
)
石を
鎮
(
ちん
)
してこれを
礼
(
まつ
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
まろき(円)の例文をもっと
(2作品)
見る
円木
(逆引き)
遣戸の中では、卑弥呼の眠りに気使いながら、二人の使部は、白鷺の尾羽根を周囲の壁となった
円木
(
まろき
)
の隙に刺していた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
反絵は、恐怖の色を浮かべて逃げようとする反耶の身体を抱きかかえると、彼を
円木
(
まろき
)
の壁へ投げつけた。反耶の頭は
逆様
(
さかさま
)
に床を叩いて転落した。反絵は腰の
剣
(
つるぎ
)
をひき抜いた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
そうして、きりきりと歯をきしませながら、
円木
(
まろき
)
の隙に刺された白鷺の尾羽根を次ぎ次ぎに引き脱いては捨てていった。しかし、再び彼女は彼女を呼ぶ卑狗の大兄の声を聞きつけた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
まろき(円木)の例文をもっと
(1作品)
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