“まるや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸屋50.0%
丸焼33.3%
丸燒16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左様さやうでございますか、わたしひさしい以前いぜん二のとりの時に一人ひとりつれがあつて丸屋まるやあがり、あなたが出てくだすつて親切にしてくだすつた、翌年よくねんのやはり二のとりの時にひさりで丸屋まるやあがると
慶長見聞集けいちょうけんもんしゅう』という本を読んで見ると、今から三百四十年ほど前の、慶長けいちょう六年霜月しもつき二日、江戸丸焼まるやけという大火があったのち、幕府は命令をだして草葺くさぶきをあらためさせ
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
……ぜんうちにゐてまはりをはたらいてくれた淺草あさくさ婿むこ裁縫屋したてやなどは、土地とち淺草あさくさ丸燒まるやけにされて、女房にようばうには風呂敷ふろしきみづびたしにしてかみにかぶせ、おんぶした嬰兒あかんぼには
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)