丸焼まるや)” の例文
旧字:丸燒
岩屋についてみますと、そこには、ほかの大男たちが火のそばにすわりこんで、めいめい丸焼まるやきにしたヒツジを一ぴきずつ手にもって、むしゃむしゃ食べていました。
慶長見聞集けいちょうけんもんしゅう』という本を読んで見ると、今から三百四十年ほど前の、慶長けいちょう六年霜月しもつき二日、江戸丸焼まるやけという大火があったのち、幕府は命令をだして草葺くさぶきをあらためさせ
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)