“ほんせう”の漢字の書き方と例文
語句割合
本性100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
交際つきあつてはぞんほかやさしいところがあつておんなながらもはなれともない心持こゝろもちがする、あゝこゝろとて仕方しかたのないものおもざしが何處どことなくへてへるは本性ほんせうあらはれるのであらう
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
龍華寺りうげじぼうさまにいぢめられんは心外しんぐわいと、これより學校がくかうかよことおもしろからず、わがまゝの本性ほんせうあなどられしが口惜くやしさに、石筆せきひつすみをすて、書物ほん十露盤そろばんらぬものにして
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)