“ほうせき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝石91.8%
剖析4.1%
寶石4.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのうちに、皇子おうじのほうからは、たびたび催促さいそくがあって、そのうえに、たくさんの金銀きんぎん宝石ほうせきるいくるまんで、おひめさまにおくられました。
赤い姫と黒い皇子 (新字新仮名) / 小川未明(著)
事理を剖析ほうせきし状情を探究し以て因果の在る所を解明す。まことに学術上の最難事たり。而も軽忽に之を論断し苟且こうしよに之を言説して顧みず揚々として得色あるが如きものあるはそもそも何の心ぞ。
史論の流行 (新字旧仮名) / 津田左右吉(著)
水晶すゐしやうはみんなうしてうまれてます。ひととほいところにばかりをつけて、足許あしもとちて寶石ほうせきらずにますよ。さういふおまへさんは、このやまはじめてゞすか。よくくださいました。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)