“ほうぎょく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
宝玉88.9%
宝石11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
支那しな宝玉ほうぎょくや、印度インド更紗さらさや、交趾コーチものや、その南海なんかいそこかられたさんごなどでかざられていました。
北海の白鳥 (新字新仮名) / 小川未明(著)
彼のうちにはかつて何人にも認めることが出来ない生命の光があった。彼の宝玉ほうぎょくの如きオルガン傑作曲は、ウィルヘルム公の一風変った礼拝堂らいはいどうの不調和なオルガンで初演された。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
黒吉は、長い年月としつき、探し求めていた宝石ほうぎょくに、やっと手を触れた時のように、興奮し、感激していた。
夢鬼 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)