“ひしょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
飛翔75.6%
婢妾9.8%
裨将4.9%
卑小2.4%
妃妾2.4%
秘妾2.4%
飛章2.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
闘争の対象の無い自由思想は、まるでそれこそ真空管の中ではばたいている鳩のようなもので、全く飛翔ひしょうが出来ません。
十五年間 (新字新仮名) / 太宰治(著)
それは、いつでも「一般論」の網を張りめぐらして、僕の飛翔ひしょうを妨げようとする。僕には、こいつを追っぱらうには、一たたき、羽を動かすだけでたくさんだった。
二十歳のエチュード (新字新仮名) / 原口統三(著)
そのうちの一機が、夏の日に、輝いて流れるヴィスワ川の上空から、ワルシャワの街の上を低く飛翔ひしょうしながら多数の紙片を撒いた。
勲章を貰う話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
大工や石工の棟梁とはいえ、みな扶持ふち取りで、織田家の工匠部たくみぶに属するものであるから、職方の支配役たる彼らの家は、みな贅沢ぜいたくな居宅を構え、婢妾ひしょうを蓄えて、藤吉郎の今住んでいる桐畑の中の小屋敷などとは、比較にならないほど堂々としていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
四年正月、燕の先鋒せんぽう李遠、徳州とくしゅう裨将ひしょう葛進かっしん滹沱河こだかに破り、朱能しゅのうもまた平安の将賈栄かえい衡水こうすいに破りてこれとりこにす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
日頃酒を好む者、いかにその精神、吝嗇りんしょく卑小ひしょうになりつつあるか、一升の配給酒のびんに十五等分の目盛めもりを附し、毎日、きっちり一目盛ずつ飲み、たまに度を過して二目盛飲んだ時には
禁酒の心 (新字新仮名) / 太宰治(著)
子弟妃妾ひしょう十五人時を同じゅうして悉くこれに殉じた。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
——女性は後閣に住んでいる彼の秘妾ひしょうであり、男はかれの病室に仕えていた慶童子けいどうじとよぶ小さい奴僕ぬぼくだった。
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
えいはこれを聞きておおいに驚き、ことごと同寓どうぐうの僧を得て之を京師けいしに送り、飛章ひしょうして以聞いぶんす。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)