“目盛”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めもり80.0%
めも20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
オルガ姫は、どこの国の機関部員にも負けない敏捷びんしょうさでもって、しきりに目盛めもりを合わせた。——吸音器からのこえが、急に大きく、明瞭めいりょうになってきた。
地球要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)
吝嗇りんしょく卑小ひしょうになりつつあるか、一升の配給酒のびんに十五等分の目盛めもりを附し、毎日、きっちり一目盛ずつ飲み、たまに度を過して二目盛飲んだ時には、すなわち一目盛分の水を埋合せ
禁酒の心 (新字新仮名) / 太宰治(著)
稲という作物の栽培をくり返し、その成果をもって人生の幸福の目盛めもりとする、古来の習わしがあったかということを考えてみようとした。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)