“はつねつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
発熱50.0%
發熱33.3%
熱発16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「しかし、とうとい犠牲ぎせいじゃないか。」と、ぼくは、かんたんにこたえたものの、なにもらない、おとなしい動物どうぶつが、高度こうど発熱はつねつをしたり、からだの自由じゆううしなって、くるしんだりするのかとおもうと
世の中のために (新字新仮名) / 小川未明(著)
しかほとんど想像さうざうされなかつた疼痛とうつう滿身まんしんわたつた。やが非常ひじやう發熱はつねつともなつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
十九年の十一月頃、ふと風邪ふうじゃおかされ、漸次ぜんじ熱発はつねつはなはだしく、さては腸窒扶斯チブス病との診断にて、病監に移され、治療おこたりなかりしかど、熱気いよいよ強くすこぶ危篤きとくおちいりしかば
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)