“ねんぢゆう”の漢字の書き方と例文
語句割合
年中100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俺は何うだ、繪具とテレビン油(ゆ)とに氣を腐らして、年中(ねんぢゆう)齷齪(あくせく)してゐる………それも立派な作品でも出來ればだが、ま、覺束(おぼつか)ない。そりや孑孑(ぼうふら)は溝(どぶ)の中でうよ/\してゐるのよ、だが、俺は人間だ。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
抑(そ)も此男(このをとこ)は父(ちゝ)の死(しん)だ後(あと)、市街外(まちはづ)れに在(あ)る小(ちひ)さな莊園(しやうゑん)を承嗣(うけつい)だので、此(この)莊園(しやうゑん)こそ怠惰屋(なまけや)の店(みせ)とも謂(いひ)つべく、其(その)白(しろ)い壁(かべ)は年古(としふり)て崩(くづ)れ落(お)ち、蔦(つた)葛(かづら)思(おも)ふがまゝに這纏(はひまと)ふた門(もん)は年中(ねんぢゆう)開(あけ)つ放(ぱな)しで閉(とぢ)たことなく
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)