“ねざけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寐酒33.3%
寝酒33.3%
寢酒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さすがせて、とがつたつらなが尻尾しつぽさぬけれど、さてうしてには、足代あじろんで四手よつでしづめて、身体からだつて、ていよく賃無ちんなしでやとはれたじやうぬま番人ばんにん同然どうぜん寐酒ねざけにもらず
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
伴「そりゃア笹屋は料理屋だからんでもあるが、寝酒ねざけを飲むんだから一寸ちょいと海苔のりでも焼いて持って来ねえな」
もらひしが惡金あくきん身に付ずとのことわざの如く其金はみな博奕ばくちに取られて仕舞しまひ今は寢酒ねざけだにも呑事のむことならず此頃はなほ打續うちつゞ不仕合ふしあはせにて一錢の資本もとでにも差支さしつかへしかば胸に手を置て考へしが忽ちに一けい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)