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にさんりん
ふりがな文庫
“にさんりん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
二三輪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二三輪
(逆引き)
裳
(
もすそ
)
を
曳
(
ひ
)
く
濡縁
(
ぬれえん
)
に、
瑠璃
(
るり
)
の
空
(
そら
)
か、
二三輪
(
にさんりん
)
、
朝顏
(
あさがほ
)
の
小
(
ちひさ
)
く
淡
(
あは
)
く、
其
(
そ
)
の
色
(
いろ
)
白
(
しろ
)
き
人
(
ひと
)
の
脇
(
わき
)
明
(
あけ
)
を
覗
(
のぞ
)
きて、
帶
(
おび
)
に
新涼
(
しんりやう
)
の
藍
(
あゐ
)
を
描
(
ゑが
)
く。
月令十二態
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
日
(
ひ
)
に
水
(
みづ
)
の
影
(
かげ
)
もさゝぬのに、
其
(
そ
)
の
四阿
(
あづまや
)
をさがりに、
二三輪
(
にさんりん
)
、
眞紫
(
まむらさき
)
の
菖蒲
(
あやめ
)
が
大
(
おほき
)
くぱつと
咲
(
さ
)
いて、
縋
(
すが
)
つたやうに、
倒
(
たふ
)
れかゝつた
竹
(
たけ
)
の
棹
(
さを
)
も、
池
(
いけ
)
に
小船
(
こぶね
)
に
棹
(
さをさ
)
したやうに
面影
(
おもかげ
)
に
立
(
た
)
つたのである。
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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(2作品)
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