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なきた
ふりがな文庫
“なきた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
啼立
33.3%
鳴立
33.3%
哭立
16.7%
泣立
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
啼立
(逆引き)
道が人気の絶えた薄暗い
木立際
(
こだちぎわ
)
へ入ったり、線路ぞいの高い
土堤
(
どて
)
の上へ出たりした。底にはレールがきらきらと光って、虫が芝生に
途断
(
とぎ
)
れ途断れに
啼立
(
なきた
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
なきた(啼立)の例文をもっと
(2作品)
見る
鳴立
(逆引き)
白河
(
しらかは
)
の
雨
(
あめ
)
の
夜
(
よ
)
ふけに、
鳴立
(
なきた
)
つて
蛙
(
かはづ
)
が
売
(
う
)
る、
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
の
影
(
かげ
)
を
添
(
そ
)
へた、うまさうな
饂飩
(
うどん
)
は
何
(
ど
)
うもやめられない。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
なきた(鳴立)の例文をもっと
(2作品)
見る
哭立
(逆引き)
乳母 こちのも
其通
(
そのとほ
)
りに
平伏
(
へたば
)
って、
泣面
(
べそ
)
かいて、
哭立
(
なきた
)
てゝぢゃ。
立
(
た
)
たッしゃれ/\。
男
(
をとこ
)
なら
立
(
た
)
たッしゃりませ。
姫
(
ひめ
)
の
爲
(
ため
)
ぢゃ、ヂュリエットどのの
爲
(
ため
)
ぢゃ、
起
(
お
)
きさッしゃれ、
立
(
た
)
たしませ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
なきた(哭立)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
泣立
(逆引き)
見ると、小さな
餌
(
え
)
を、虫らしい餌を、親は
嘴
(
くちばし
)
に
銜
(
くわ
)
えているのである。笊の中には、
乳離
(
ちばな
)
れをせぬ
嬰児
(
あかんぼ
)
だ。火のつくように
泣立
(
なきた
)
てるのは道理である。
二、三羽――十二、三羽
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
なきた(泣立)の例文をもっと
(1作品)
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なきだ