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啼立
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なきた
ふりがな文庫
“
啼立
(
なきた
)” の例文
然
(
しか
)
るに
天
(
てん
)
へ
上
(
のぼ
)
った
姫
(
ひめ
)
の
眼
(
め
)
は、
大空中
(
おほぞらぢゅう
)
を
殘
(
のこ
)
る
隈
(
くま
)
もなう
照
(
て
)
らさうによって、
鳥
(
とり
)
どもが
晝
(
ひる
)
かと
思
(
おも
)
うて、
嘸
(
さぞ
)
啼立
(
なきた
)
つることであらう。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
道が人気の絶えた薄暗い
木立際
(
こだちぎわ
)
へ入ったり、線路ぞいの高い
土堤
(
どて
)
の上へ出たりした。底にはレールがきらきらと光って、虫が芝生に
途断
(
とぎ
)
れ途断れに
啼立
(
なきた
)
っていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
啼
漢検1級
部首:⼝
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“啼”で始まる語句
啼
啼声
啼音
啼止
啼泣
啼出
啼聲
啼鳥
啼廻
啼明