“とりのく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取除66.7%
取退33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いづれの家にても雪は家よりも高(たかき)ゆゑ、春を迎(むかふ)る時にいたればこゝろよく日光(ひのひかり)を引んために、明(あかし)をとる処の窗(まど)に遮(さへぎ)る雪を他処へ取除(とりのく)るなり。
いづれの家にても雪は家よりも高(たかき)ゆゑ、春を迎(むかふ)る時にいたればこゝろよく日光(ひのひかり)を引んために、明(あかし)をとる処の窗(まど)に遮(さへぎ)る雪を他処へ取除(とりのく)るなり。
弥生(やよひ)の頃(ころ)は雪もやゝ稀(まれ)なれば、春色(しゆんしよく)の空(そら)を見て家毎(いへごと)に雪囲(かこひ)を取除(とりのく)るころなれば
弥生(やよひ)の頃(ころ)は雪もやゝ稀(まれ)なれば、春色(しゆんしよく)の空(そら)を見て家毎(いへごと)に雪囲(かこひ)を取除(とりのく)るころなれば
勝手(かつて)の方へ立いで見れば家内(かない)の男女狂気(きやうき)のごとく駈(かけ)まはりて、家財(かざい)を水に流(なが)さじと手当(てあたり)しだいに取退(とりのく)る。水は低(ひくき)に随て潮(うしほ)のごとくおしきたり、已(すで)に席(たゝみ)を浸(ひた)し庭(には)に漲(みなぎ)る。