“とりのぞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
取除85.7%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じつ木造家屋もくぞうかおくたん屋根瓦やねがはら土壁つちかべとを取除とりのぞかれただけならば、これあるときに比較ひかくして耐震價値たいしんかちしたといへる。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
それ故何かの意味で病気にかかっているものは取除とりのぞかれねばなりません。それは人類の幸福を保障するものではないからであります。病気は色々あるでしょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
『西遊記』第十三回〈虎穴に陥って金星厄をとりのぞく〉といえる条に「〈伯欽う風哬是個の山猫来れり云々、只見る一隻の班爛虎〉」とあり云々」、これも伯欽が勇をたのんで虎を山猫と蔑語したのだ。