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としがひ
ふりがな文庫
“としがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
年甲斐
71.4%
年効
14.3%
年效
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年甲斐
(逆引き)
番頭は
年甲斐
(
としがひ
)
もなく若旦那の隱し藝を褒めるのでした。どうかしたらこの禿頭の番頭も同じ道樂を持つてゐるのかも知れません。
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
としがひ(年甲斐)の例文をもっと
(5作品)
見る
年効
(逆引き)
あの方もお
年効
(
としがひ
)
の無い、物の道理がお解りにならないにも程の有つたもので、一体私を何と
思召
(
おぼしめ
)
してゐらつしやるのか存じませんが、客商売でもしてをる者に
戯
(
たはむ
)
れるやうな事を
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
私の
了簡
(
りようけん
)
はかう云ふのだから、必ず悪く取つてくれては困るよ、なう。私だとて
年効
(
としがひ
)
も無く事を好んで、
何為
(
なにし
)
に若いものの
不為
(
ふため
)
になれと思ふものかな。お前も
能
(
よ
)
く
其処
(
そこ
)
を考へて見てくれ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
としがひ(年効)の例文をもっと
(1作品)
見る
年效
(逆引き)
籠中
(
かごのなか
)
の
人
(
ひと
)
聲
(
こゑ
)
を
震
(
ふる
)
はし、「お
人
(
ひと
)
の
惡
(
わる
)
い、
斯
(
かゝ
)
る
難儀
(
なんぎ
)
を
興
(
きよう
)
がりてなぶり
給
(
たま
)
ふは
何事
(
なにごと
)
ぞ。
君
(
きみ
)
の
御心
(
おんこゝろ
)
はいかならむ、
實
(
まこと
)
に
心細
(
こゝろぼそ
)
くなり
候
(
さふらふ
)
」と
年效
(
としがひ
)
もなく
涙
(
なみだ
)
を
流
(
なが
)
す、
御傍
(
おそば
)
の
面々
(
めん/\
)
も
笑止
(
せうし
)
に
思
(
おも
)
ひ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
としがひ(年效)の例文をもっと
(1作品)
見る
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