“つじ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
辻々80.0%
辻辻20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こえはなやかに、辻々つじ/\
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
くもあめもものかは。辻々つじ/\まつり太鼓たいこ、わつしよい/\の諸勢もろぎほひ山車だし宛然さながら藥玉くすだままとひる。棧敷さじき欄干らんかんつらなるや、さきかゝ凌霄のうぜんくれなゐは、瀧夜叉姫たきやしやひめ襦袢じゆばんあざむき、紫陽花あぢさゐ淺葱あさぎ光圀みつくにえりまがふ。
月令十二態 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
つては音楽祭だと云ふので辻辻つじ/\焚火たきびが行はれ、男の等は爆丸はぜだまを投げて人を驚かし、又大通おほどほりには音楽隊を先に立てた騎馬の市民の提灯ちやうちん行列があつた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)