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たまてばこ
ふりがな文庫
“たまてばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
玉手箱
83.3%
玉手函
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
玉手箱
(逆引き)
雲
(
くも
)
が
来
(
く
)
る、
花
(
はな
)
が
降
(
ふ
)
る。や、
此
(
こ
)
の
采
(
さい
)
は
気
(
き
)
が
長
(
なが
)
いぞ。
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
る
内
(
うち
)
に
斧
(
をの
)
の
柄
(
え
)
が
朽
(
く
)
ち、
玉手箱
(
たまてばこ
)
が
破
(
やぶ
)
れうも
知
(
し
)
れぬが。
少
(
わか
)
い
人
(
ひと
)
、
其
(
そ
)
の
采
(
さい
)
を……
其
(
そ
)
の
采
(
さい
)
を
出
(
だ
)
さつしやい。うつかり
見惚
(
みと
)
れて
私
(
わし
)
も
忘
(
わす
)
れた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
「彼女は急ぎ
水瓶
(
みづがめ
)
を手に取り下ろし、それを彼に飮ましめた。」すると、彼は、
懷中
(
ふところ
)
から
玉手箱
(
たまてばこ
)
を一つ取り出して、それを開け、立派な腕環や耳環を見せた。彼女は驚愕と稱讃の
身振
(
みぶり
)
をする。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
たまてばこ(玉手箱)の例文をもっと
(5作品)
見る
玉手函
(逆引き)
「これが、わしの
玉手函
(
たまてばこ
)
じゃ」彼は、不気味に笑って、
陳
(
チャン
)
君の屍骸の方へ、よろよろと近より、
白衣
(
びゃくえ
)
の腕をまくり、鞄から、幾本かの注射器を取出し、
屍骸
(
しがい
)
に手をかけた。
怪奇人造島
(新字新仮名)
/
寺島柾史
(著)
たまてばこ(玉手函)の例文をもっと
(1作品)
見る
“たまてばこ”の意味
《名詞》
玉のように美しい手箱。
秘密にして他人には容易に見せないもの。
(出典:Wiktionary)