“たまてばこ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
玉手箱83.3%
玉手函16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くもる、はなる。や、さいながいぞ。うちをのち、玉手箱たまてばこやぶれうもれぬが。わかひとさいを……さいさつしやい。うつかり見惚みとれてわしわすれた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「彼女は急ぎ水瓶みづがめを手に取り下ろし、それを彼に飮ましめた。」すると、彼は、懷中ふところから玉手箱たまてばこを一つ取り出して、それを開け、立派な腕環や耳環を見せた。彼女は驚愕と稱讃の身振みぶりをする。
「これが、わしの玉手函たまてばこじゃ」彼は、不気味に笑って、チャン君の屍骸の方へ、よろよろと近より、白衣びゃくえの腕をまくり、鞄から、幾本かの注射器を取出し、屍骸しがいに手をかけた。
怪奇人造島 (新字新仮名) / 寺島柾史(著)