“たのうら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
田浦66.7%
田之浦33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その日、元暦二年三月二十四日、早朝を期して、豊前国田浦たのうら門司もじの関、長門国赤間あかまが関、壇の浦で、源平両軍の矢合せが行なわれることも決まった。
この年の七月六日に、遣唐大使藤原葛野かどの麻呂の一行が、肥前國松浦郡田浦たのうらから唐へ渡ることとなつた。
大師の入唐 (旧字旧仮名) / 桑原隲蔵(著)
じつ今度こんどると、ボズさんがない。昨年きよねん田之浦たのうら本家うちかへつてなくなつたとのことである。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
けれどとほまはしにしたところによると、田之浦たのうらもの倅夫婦せがれふうふ百姓ひやくしやうをしてなりの生活くらしをしてるが、その夫婦ふうふのしうちがくはぬとつて十何年なんねんまへから一人ひとり此處こゝんでるらしい
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)