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そへじやう
ふりがな文庫
“そへじやう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
添状
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
添状
(逆引き)
「いや、三年ほど前、名古屋から
添状
(
そへじやう
)
を持つて來た男だが、よく氣の付く働き者で、今では支配人の片腕のやうになつて居ますよ」
銭形平次捕物控:060 蝉丸の香爐
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
構
(
かま
)
ゆる
手續
(
てつゞき
)
に掛らんとて常樂院の
別懇
(
べつこん
)
に
南藏院
(
なんざうゐん
)
と
云
(
いふ
)
江戸
芝田
(
しばた
)
町に
修驗者
(
しゆけんじや
)
あれば此者方へ
常樂院
(
じやうらくゐん
)
の
添状
(
そへじやう
)
を持せ
本多源右衞門
(
ほんだげんゑもん
)
に金子を渡し
先
(
まづ
)
江戸表へ下しける源右衞門は道中を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「いや、それもこと/″\く承知で、八丁堀與力筆頭笹野新三郎樣の
添状
(
そへじやう
)
を持參いたしてござるよ。手前主人宇佐美直記樣は、笹野樣とはごく
御眤懇
(
ごじつこん
)
でな」
銭形平次捕物控:195 若党の恋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
抱
(
かゝゆ
)
る
時
(
とき
)
請人
(
うけにん
)
は何者が
致
(
いたし
)
たるやと
有
(
ある
)
に
粂之進
(
くめのしん
)
夫は
則
(
すなは
)
ち
夫
(
をつと
)
喜
(
き
)
八に候と云大岡殿
重
(
かさ
)
ねて
其喜
(
そのき
)
八は火付盜賊に
相違
(
さうゐ
)
なしとて
某
(
それが
)
し方へ
添状
(
そへじやう
)
を以て
此程
(
このほど
)
送
(
おく
)
られたる
其許
(
そのもと
)
が
何故
(
なにゆゑ
)
科人
(
とがにん
)
の妻を
役
(
やく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
添状
(
そへじやう
)
にて町奉行大岡殿へ
引渡
(
ひきわた
)
し吉之助初瀬留の兩人は
家主
(
いへぬし
)
へ
預
(
あづ
)
けられたり
偖
(
さて
)
喜八儀は火附盜賊に相違なしとて送りに
成
(
なり
)
しかば
直樣
(
すぐさま
)
入牢
(
じゆらう
)
申付られしに付き家主平兵衞は喜八を
片蔭
(
かたかげ
)
へ
招
(
まね
)
き
段々
(
だん/\
)
の樣子を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
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