“そふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
祖父87.0%
粗布8.7%
沿4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
炭焼すみやきじいさんの、まご秀吉ひできちは、よく祖父そふ手助てだすけをして、やまからたわらはこぶために、村端むらはずれ坂道さかみちのぼったり、くだったりしました。
しいたげられた天才 (新字新仮名) / 小川未明(著)
雨にぬれた粗布そふの服をきて、茶色の肩かけをまとった、年のころ四十二、三の女である。かみは乱れてあお白くしょうすいした顔にへばりつき、死人のように呼吸いきも絶え絶えに昏倒こんとうしている。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
何れも面部の周圍しうゐ沿そふて横長き橢圓形だえんけいの隆まり有り。且つ額の部には輪廓の上縁より多少たせうしたの方に向ひてのびたる隆まり有り。一けんはなの如くなれど其位置そのゐち上部じやうぶに寄り過ぎたり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)